ニューSS荘
所在地 ***
探索日 2005/01/04 ブルーチーム
廃墟年 ホテルは1993年、喫茶カジノは1997年5月31日と思われる
分類 温泉ホテル
規模特徴 中規模和洋折衷
外観はくたびれたホテル。そこそこの規模だ。
入り口はガラスの自動ドア。入ってすぐフロント&ロビー。
日本人はどうして温泉で会議をやりたがるのか。宴会を研修と言いたがるのか。
5階から7階の空白を、作るときに不自然に思わなかったのだろうか。
まあとにかく入ってみようか。
和テイストな廊下。しかし安っぽさはぬぐいきれない。
館内至るところに「故障中」。営業末期には営繕もできない状態だったのだろう。
多くの客室に、このような誰かが寛いだ跡が残る。泊まった奴もいるのだろう。
比較的キレイなままの部屋もあるのだが・・・・・・
洋室にあった怖い絵。
廃墟でこうまで寛げるのは、ある才能が必要だと考える。
なにしろ、天井までカビだらけなのだ。
フトン室は従業員の聖域。「*リンネ室」と並ぶ神の領域だ。(*「リネン室ではない)
さあ、目玉の大浴場にいってみるかな・・・「浴」の字が微妙だが。
鬼岩公園は、元ウラン鉱山だったのか。いいのか、公園にして。
期待して入るとガッカリの「大浴場」。男湯は単なる大きめの浴槽。
しかも「水不足」で「少人数で交代で」入らなければならなかったらしい。
女湯はどうなのだろうか
女湯は岩風呂で、男湯よりは少しマシなようだ。
キチンとタオルまで常備してある。さすが女湯。
事務所はこぢんまりしている。
旧型のOAが鎮座。サーマルプリンタの音が聞こえてきそうだ。
切り放される事もなかった証明写真。双子製造器。
大宴会場はDQNのラクガキでいっぱい。
ステージの脇にはスタンドピアノが。音もまだ出る。
客室から宴会場に駆り出された和服美人。1時間毎に見ると位置が変わってる。
厨房。奥に階段が見える。
地下室発見。
古式ゆかしい味噌樽と、古式ゆかしいキンチョールの二重奏。
そして併設の喫茶店。「ロイヤルヨーロッパ」は豆の名前なのか。
喫茶のカウンターには黒電話。1997年まで現役だったと思われる。
喫茶店シート。カビが生えた後に寛いだ形跡が・・・・・・
喫茶店の隅にはゲームコーナー。
脱衣麻雀のインストカードも色あせる。
併設カジノの店名は、「ニューラスベガス」。経営に頭を使っていなかったのは明白。
バカラ賭博をやってたらしい。
定番の「Bee」トランプが散乱する。酒と煙草と賭博の集合写真。
97年の5月末で集計が止まっている。しかし天気を記録して何か意味があるのか。
コメント
温泉地の大きめのホテルなのに風呂がショボイ。
部屋も安っぽく、設備は古くもないのに壊れまくり。
しかし窓からの眺めなどは、妙に落ち着く不思議なロケーション。
カルマ残留物などはなく、中もさほど荒れていない。というか、荒らすな。
PCFX
end
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