物件名 BS苑
所在地 ***
探索日 2005年3月頃
廃墟日 2002年初夏頃
分類・規模 温泉宿泊施設 中規模(外観は1棟)


大型の湖を望む国際ホテル。それがBS苑



しかし今では巨大なコンクリ箱だ。



土産物はすっかり無くなり、寂しい風が吹き抜ける。



五階建て。2階以上が客室だが、2Fには従業員用の部屋がある。



事務所の風景というのは、どうしてこう、どこも似ているのか。法律で決まってるのか。



社長は伝達する言葉を失ったまま。



朝のお仕事マニュアル。朝は色々忙しい。



ヘアセットの自販機は故障中。フロントで買うことに。



「ひまわり会」が最後に歓迎された。そして物置に。



接待さんに課せられた掟。なぜこんなに厳しいのか?



これがその理由だった。



厨房のテーブルの真ん中には柱が突き出している。柱は重要だが邪魔だ。



赤いソファが鮮やかに毒々しい。ホテル内スナック。



琵琶湖周遊企画。2000円ずつスライドする料金。



ここの売りは料理。盛りつけも凝っている。



そして露天風呂。琵琶湖を眺めて一っ風呂。



「温泉入ってうまいものを喰う」という呪縛が日本人の旅行観を支配している。



そしてなにより、旅の思い出はハットリくんニンニングラスに限る。パパ上も満足。



従業員ロッカールームに作業着発見。



ネコ立ち入り禁止。ネズミの少ない社会では猫や蛇の価値は低くなる。



218号室は従業員部屋。狭すぎないか?



三畳もなさそうな狭い部屋。寝るだけスペース。



従業員用の洗面所はクラシカル。金の掛け方が露骨。



給与明細か。せつこさんは稼げたのか。



「整理整頓」を無視する倉庫。規律とは自発ではなく強制に由来するモラルだ。



国際ホテルにある「スキヤキルーム」。外人がこれで喜ぶのか。



つまりは和室の事だ。日本人は洋室に泊まり、外人は和室で布団。



和人形は装飾として無料だが、TVの試聴は有料だった。和人形は誰の心を和ませたのか。



当の人形は寂しそうだ。



1999年五月で止まったカレンダー。GWが何故かもの悲しい。



露天大浴場。あの赤い筋は?



壁に走った大きなヒビだった。向こう側が見える程のヒビ。



下半分スモークな脱衣場。ここにもヒビが窺える。



浴場には使徒が。精神に侵食とかしてたのか。



小さい露天風呂。底にもヒビが見える。ヒビだらけ温泉。



中庭の東屋も、今では景観が台無し。伸びすぎた松の木。



従業員せつこさんが出て行った国際ホテルは、ヒビだけを残して閉館した。



コメント by TEL

収容人数:234 名、客室総数:39 室。松尾芭蕉が愛用していたたばこ入れなどが展示
してあったらしい・・・大きな湖を望んで建っております。

昼間の湖畔には人も多く、周りのホテルは増築したり、新築の露天風呂を作ったり…
それらの光景とは対照的に、ひっそりとその役目を終えて佇んでおります。

内部は、平凡な感じの作りとなっており、解りやすいシンプルな構造でした。

古い部分と新しい部分とが有り、特に「新館」・「旧館」とは分かれてはおりませんが、
古い部分には元は客室だったと思われる1.5畳ほどの大きさしかない部屋が連続して
あります。

その部屋は恐らく末期は従業員の居室として使用されていた感じですが、その部屋の
調度品がレトロで良い感じを醸し出し、新しい部分にある客室よりも雰囲気は良かった
です。(宿泊客として来たら不満ありそうですが)

現役時に「国際旅館」と言われていただけの事はあり、SUKIYAKI ROOM と名打たれ
た客室がありました。外国人のお客を意識したネーミングですが中は平凡な和室です。
奇をてらわなかったのが逆に良いのかも知れませんが個人的には期待が外れました。

大浴場の壁には大きなヒビが入っており、ヒビからは外の景色が見えています…。
補修跡が有ったので、営業当時からの物だと思うのですが…どうだったのでしょう?
写真 TEL 写真コメント pcfx
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