物件名 某セミナーハウス
所在地 ***
探索日 2005年5月末頃
廃墟日 1991年
分類・規模 研修所 中規模


海辺に忽然と現れるコンクリートの要塞。



玄関周辺は雑草に覆われている。



カウンターがあり、その奥に管理人室が。



管理人室。ここに住み込んで管理をしていた人も今は失業。



ダイナミックに天井が落ちる売店。何を売っていたのかは不明。



食堂の天井も剥がれ放題。点在する消火器。



この日課だと、風呂は夕食前後。夕食が7時だと夜中に腹が減るにきまっている。



厨房のナベには油が固まり、ナスが浮いている。冥王星に不時着した宇宙船のようだ。



木の机がチャームポイント。



1991年12月で時は止まった。



機械室にはまたもや植物の野郎が進入。



人類が油断するとコイツらにやられる事は必至。



地下に大浴場があるようだ。



見晴らしの良いパノラマ風呂。



では女子浴室はというと



小さくまとまっていた。女性の利用頻度によって浴室面積差別は正比例する。



今は滅多に見ることのない「バケツホルダー」。座敷童が恐れる呪いのバケツ。



研修室らしい部屋もある。黒板にはDQNの低能極まる落書き。



幼少時これを食べてみたのがTEL、投げつけられたのがPCFX、粉にして遊んだのがYOCHI



まるでDQN学校の修学旅行部屋の様な有り様。



野良人が住み着いた跡。プライバシーも保護されていた。



集団生活のルールは、今の子供たちにこそ必要だ。全部施設で育てろ。国が管理しろ。



そうしないと、廃墟でこんなことをする大人になる。



どこの施設でも、洗面所にはコストをかけない。質素そのもの。



好きなように寛ぐ者たちの饗宴。それをサバトと呼ぶ。



屋上からは海も山も見渡せる。環境は非常によい。



潮騒を耳にしながら、彼らはなにを研修していたのか。今はもう波の音にかき消された。




コメント by TEL
観光地の眺めの良い場所に立地するセミナーハウス。

やや不便な場所のせいか、役目を終えてからの来訪者はそう多くなさそうです。

(いや、まあ招かれざる人々の痕跡はそれなりにありますが)

この付近は廃墟も多く目移りしてしまいますが、カビの臭いや垂れ下がった天井など
落ち着いた佇まいでした。

単なる宿泊施設なだけではなく、学び舎の趣もあり味わい深い物がありました。

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