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「カコスミ」としては、探索時になるべく近隣住民様に迷惑をかけないように心がけている。

まあ、近隣住民様としては「だったら来るな」という事になるんだろうが。

まず情報制限。少なくとも破壊・放火・窃盗などが目的ではないと思われる人にしか詳しい

情報を流さない事。（情報を拡散させない人）

そして進入した事を悟られないように気を配る事。廃墟に車を横付けなどせず、必ず離れた

所に車を停めて一定距離は歩く。大人数でゾロゾロ歩かず、移動中は無言でさりげなく。

通りすがりの車には顔を向けないでうつむく。装備は見えないように隠して持ち歩く。エントリー

時には周りを見回し、視線がない事を確認して速やかに入る。内部では物音を極力立てない

ようにし、カメラのフラッシュは通りから見えないように方向や場所を吟味する。出るときも

周りを見渡してから速やかに廃墟から離れ、無言で車に乗る。駐車場などにいる他の車の

様子も警戒しながら、すぐに発進して廃墟から遠ざかる。

このように近隣住民に進入を悟られなければ、住民も気にならないだろうという気遣いだ。

山の中にポツンとあるような廃墟ならば、もっと大胆に気楽に進入してもいいのかもしれない

が、我々はサイレントエントリーが身についているので、そんな場所でもコソコソしてしまうの

だ。

情報をウカツに広めてしまうと、キモラーやＤＱＮが大集合してしまい、近隣住民がパトロール

隊を作ったり犬を設置したり、最悪は廃墟を解体処理する事になってしまう。

Ｋ合邸などはその好例で、所有者は京都に引っ越してしまっているのに、付近住民からの

苦情で解体をせねばならなくなった。所有者の責任だから当然という意見もあるだろうが、

所有者には所有者の都合というものがあるだろう。解体費用がどこから出たのかは調査して

いないが、所有者が全額出したにしても予定してなかった出費が痛かったのかも知れない。

また、岐阜県の有名な旧トンネルの出入り口付近に、一軒だけ家がある。この家の方は

一年中、週末の夜になると肝試しに来る人達の車の音や騒ぎ声で迷惑している。とある

キモラーが、この家の玄関をノックして呼び出し、「こんな所に住んでて怖くないんですか？」

と非常識な質問をして怒らせたという伝説もある。夜中にである。ＤＱＮがトンネルを車で

通行する間、怖さを紛らわすためか、ずっとクラクションを鳴らしっぱなしというのもよくある

光景だ。また、その民家の前で花火を始めたりとやりたい放題。しまいには民家のガラス窓

から家の中を覗き込む（本当に住んでいるか確認）という傍若無人ぶりだ。

他にも、ＤＱＮカーが重低音で音楽を鳴り響かせながら、住宅地のド真ん中の廃墟で肝試し

したり、有名車メーカーの工場の隣にある廃墟にＤＱＮバイクが大集合したので、警備員が

見回りを始める事になった物件もある。

このような大迷惑を近隣住民様にかけ続けていると、今は「また肝試しか、早く帰りなさい」で

済む話が、今に「不法侵入で即逮捕」が通例になってしまう。

たまたま廃墟の近くに住んでいるという理由だけで生活を脅かされる人の迷惑を考えると、

我々の探索も背徳感があるのだが、節度を守る事でお目こぼしを願っている立場という事を

肝に銘じている。

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昨日、ネットでググっていると、いくつかの物件情報を探知した。ＴＥＬに情報を伝えると早速

行こうという事になり、その中の一つ、愛知県はＦ市に急行した。

検索した情報では大体の場所しかわからなかったので、地図を見ながら地形を推理して、

廃墟臭のする辺りを流していた。ほどなく「これじゃないか」という物件が見えてきたので車を

停め、車内で「廃墟スーツ」を着用し、装備を固めた。

外観は目的の物件のような感じだったので、我々は周囲を警戒しながら無声ﾋｬｯﾎｲで進入。

錆びた鉄の階段にビビりながらも一歩一歩慎重に昇って２階に到達した。

残留物が少なく、目的としていた物件なのかそうでないのか判然としないまま撮影。時折前の

道を通りすぎる自動車を警戒しながら調査は進んだ。

その結果、そこは目的の物件ではないことが大判明し、図らずも新物件の発見となった。

まるでアメリカ大陸をインドと間違ったドジな航海者のような状態だが、我々はジグ踊りを

しながら喜んだのだった。

釣り用語で、目的の魚じゃないものが釣れると「外道」と呼ぶ。だからこれは「外道廃墟」と

なるようだ。この物件は大した規模でもなく、残留物も少ないので「当たり物件」とは言い難い

が、まあそこそこの迫力もあったので近日アップする予定だ。

最初にググっていた時、偶然にも廃墟や心霊と全く関係ないサイトにて、近日廃墟となる物件

の情報も得ることができた。これを探索業界用語で「カウントダウン物件」と呼ぶそうだが、

そのサイトでは全くそんな意図で掲載していたわけではない。「○○よ、今までありがとう」と

いうような紹介のされ方だったのだ。それを廃墟フリークが見てしまったが為に「カウントダウン

物件」扱いされるのだから、情報化社会というのは恐ろしい。

そんなわけで、いつも積極的には廃墟情報を探さないｐｃｆｘが、たまに気まぐれでググってみた

らこうなったという一大叙事詩でした。

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以前にも書いたように、カコスミは色んな方法で廃墟の情報を収集している。

ネット上で検索した情報を元に捜索する事も多いのだが、これがクセものだ。

例えば地元キモラーが掲示板などに書き込んだ情報で、

「○○市の『△△の館』ですが、国道□□号線を左に曲がって、次の橋を渡って１本入った

ところにあります」

というような物があったとしよう。

まず、「○○市」と書いてあっても信用ならない。市境の近くの物件だと、実は隣の市に入って

いる場合がある。

次に「△△の館」という名称だが、これらは心霊系が勝手につけた名前で、その物件の正しい

名称と全く関係ない場合が多い。更に「館」ですらなく、工場だったり公共施設だったり団地

だったりする。

「国道□□号線を左に」も、どっちから見て左なのか不明な上、「次の橋を渡って」というのも

実は小さい橋を一つ見落としていたりしている事が多い。

最後に「１本入ったところ」というのも怪しい。実は１本どころではなく、だいぶ奥にあるという

場合も多々ある。

これらはあくまで例だが、キモラー情報というのは不正確な事が多く、これを頼りに捜索に

出かけると迷いまくる事になる。先日も、とある廃墟を探した際に迷いまくったわけだが、

やはり上記のような記述で間違いだらけだった。その道案内では絶対に辿り着けない内容

で、名称も近隣の企業名を勝手に合成した上、実際の物件とは全然違う施設として認識して

いた。

このような情報をアテにすると数時間を無駄にする結果になるのだが、その結果見つからずに

帰る事になる場合もある。

我々カコスミは、廃墟探索の際には、物件の正確な名前を調査する事にしている。これが全く

わからない場合もあるが、その場合は廃墟の構造を現す名称をつけている。

残留物がない物件では名称がわからない場合も多く、その場合は他の方法で過去を辿って

調べる。そしてそれがわかってから公開しているので、公開する順番は探索日順にはなって

いない。

ともあれ、ネット情報には惑わされる事が多いので注意したい。

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ここ最近は仕事が忙しく、溜まった物件を休日にアップするのがやっとで、なかなかコンテンツ

の充実まで手が回らない。そんなpcfxを他所にＴＥＬ&ＹＯＣＨＩはこのGWにも関東に遠征して

まで探索の手を伸ばし、在庫物件を増やす一方だ。

さて、ちょっとアレな人がアレしてきたので、アレな人のアクセス元やＩＰをぶっこ抜いてアレして

みようかと思って久しぶりにアクセス解析を見てみた。

以前にもアクセス解析について語ったが、今回も面白い情報がある。

その前に、ネットにはプロキシというのがあり、どこの国のプロキシを経て来ているかによって

色々と事情は変わってくるのだが、ここではそのあたりを無視して書くのでご了承願いたい。

まず、アクセス元の国別だが、面白いところでは、オランダ、メキシコ、米軍というのがあった。

どんな事情でオランダやメキシコからアクセスして来ているのかは解らないが、当サイトは日本

語オンリーなため、見ているのは日本語が読める人と限定してもいいだろう。だから、おそらく

海外にいる日本人が見ているのだろうと推察している。

問題は「米軍」で、なぜ米軍の中の人が見に来ているのか、想像すると面白い。もしかして

米軍の秘密工作が行われた日本の廃墟を、当方がバッチリ写真に収めてしまったので、近日

pcfxが身元を突き止められて消されるのではないかと、ガクブルになったりするのだが、まあ

そんなこともないだろう。

都道府県別では、やはり愛知県が一番多い。次いで東京都や大阪府、岐阜県などが多い。

沖縄からのアクセスもほぼ１日に１回はあり、これは某サイトの中の人だとわかった。

やはりミミガーでもつまみながら閲覧しているのだろうか。

GW中はアクセスも伸びず、みんな出かけているのだなということがよくわかる。GWが終わった

頃には皆日常に戻ったのか、一気にアクセスが増えた。関係各サイト様も、GWに遠征した方

が多く、最近のアップは拠点地から離れている地方が多い。

リンク元を見ると、やはり某最大手廃墟サイト様のリンクからが最も多い。次いでＮＡＴＳ様、

うさぎっ子様、Ｒｕｉｎ Ｊａｐａｎ様、ここでは名前をちょっと出せない心霊系サイト様のプライベート

リンクボード(笑)からのお越しが多い。笑えるのが、アレな人が2chで当サイトを「最近天狗に

なったサイト」としてリンクを貼りまくってくれたおかげで、その方面からのご来場数が２位に

なっている点だ。ここでアレな方に「宣伝ご苦労さん」と言いたい。

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先日、２ｃｈの「愛知県心霊スポット」スレを見ていたところ、面白い見解が書いてあった。

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（転載）

757 ：本当にあった怖い名無し ：2005/05/26(木) 20:53:35 ID:lgxFqgkE0
>>736 
漏れの地元のツレがＫの炭化の中の電話＠と言う人と知り合いだそうなんだが 
サイトＫの中の電話＠さんは元あのＵ恐怖館の隊員Ｎ２号と言う名前の人で 
サイトＵを平和的に除隊した後にＫの炭化を始めたらしい。 
Ｕ時代の探索で溜めてた写真があったからはじめてすぐにあれだけ大きくなれた 
そうだ。Ｋの他のNECマイナーゲーム機の人や予知って人についてはシラネ 

Ｕ時代からいろいろ大手ゆえの攻撃には悩まされていたみたいだが・・・ 

サイトＫの掲示板が荒らされてから更新しなくなっちゃたし、 
サイトＡは閉鎖に追い込まれたみたいだし 
嫌死鬼の所は掲示板ちょい荒れだしＵはでかいから全然平気だし 

知らないところで何かが　　お　き　て　い　る 
塵が１枚噛んでいる！と漏れは大胆予想 

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「Ｋの炭化」が過去の棲家、「電話＠」がＴＥＬ、Ｕ恐怖館がうさぎっ子様、「ＮＥＣマイナーゲーム

機」がｐｃｆｘ、「予知」がＹＯＣＨＩということらしい。

で、まず投稿者の「地元のツレ」が「ＴＥＬと知り合い」だそうだが、ＴＥＬには全く心当たりが

ないそうだ。一方的な知り合いらしいｗ。

次に、ＴＥＬがうさぎっ子様の元「隊員Ｎ２号」という事になっているが、これには当方もＴＥＬ自身

もビックリだし、うさぎっ子様も「元隊員２号」氏もビックリだろう。

投稿者は「地元のツレ」から聞いた事を書いているらしいが、その「地元のツレ」というのは

かなりの妄想家らしい。ＴＥＬと脳内知り合いになり、勝手な人間関係を脳内構築している。

そういえば以前、我々がとある廃墟を探索中に別のグループと現場に居合わせ、そのグル

ープに「うさぎっ子さんですよね？うさぎっ子さんですよね？」としつこく訊ねられた事があった。

何度も否定しているのにも関わらず、結局彼らは我々をうさぎっ子様と勘違いしたままだった。

このような事で「俺、昨日うさぎっ子さんに会っちゃったよ」とかいう話になったりするんだろう。

我々は廃墟で偶然出会うようなグループに「カコスミの○○です」などと自己紹介をする事は

ない。相手がどこの何者かも解らないのにそんな危険は冒せない。それにもし知られたら、

「○○の物件の場所教えて」という話になるに決まっている。サイト上で位置情報を公開して

ないのだから、直接会っても誰か解らない人に位置情報を教える事はできないのだ。

合同探索する時でも「カコスミ」である事を伏せている事が多い。初めて会う人にはキモラー

のフリをしている。そうやって相手がどんな人間なのか観察し、痛い心霊系やＤＱＮじゃないと

わかるまでは手の内を明かさない。

そんなわけで、我々個人がカコスミメンバーである事を知っている人は極少数だ。だから我々

と廃墟で出会って知り合いになる事など殆ど無いと言ってよい。また、ＴＥＬは行動の都合上で

OFF会や合同探索に参加する事が多いが、YOCHIやｐｃｆｘは今のところ表に出てないので、

我々を３人同時に知っている人はいない。情報部の人たちもカコスミの名前を出して行動は

していない。

以前にも何度も書いているが、我々がこのように秘密主義なのは、決して情報を独り占めして

喜んでいるとか、権威がほしいとか、商業主義だからとかではない。廃墟探索という趣味が

あくまでアンダーグラウンドなものであり、インモラルな行為だという事を念頭に置いて行動

しているからで、それを念頭に置いていない人々に荒らされるのを防止する為だ。しかし、多く

の物件は我々が発見する前に地元ＤＱＮに荒らされた後だったりするので、虚しいといえば

虚しい措置だ。

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内容

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